友情結婚を考えている人で匿名で利用できるマッチング系のサイトやアプリを探している人も多いと思いますが、今回は「友情結婚向きのマッチングサイト(出会い系サイト)」について書きたいと思います。出会い系サイトは女性は無料ですが、男性もユーザー登録や掲示板投稿などなら無料で利用できます。
※基本男性は課金が必要です
サイト名 | 料金(男性のみ) | 開設年 | 会員登録数 |
ワイワイシー | メール1通/55円 | 2001年 | 1,400万人 |
PCMAX | メール1通/50円 | 2008年 | 1,500万人 |
ワクワクメール | メール1通/50円 | 2001年 | 900万人 |
ハッピーメール | メール1通/50円 | 2000年 | 2,500万人 |
イククル | メール1通/50円 | 2000年 | 1,500万人 |
友情結婚だとしても世間一般となんらかわらない
真面目な結婚生活を望むなら
Pairs(ペア―ズ)のマッチングアプリを選びましょう。
ペアーズには「友情結婚がしたい」ができていて参加者数も500人を超えています(2021年10月時点)。
他にも「週末婚もあり」や「ノンセクシャル(640人)」、「アセクシャル(361人)」の人たちのコミュニティ等もあり、参加者数も徐々に増えています。
このページで紹介する出会い系マッチングサイトは、訳アリの理由から通常の結婚を望めない人に向いています。
目次
出会い系サイトとは?
「マッチングアプリ」と「出会い系マッチングアプリ(出会い系サイト)」というのは、別物です。インターネット異性紹介事業という括りでは同じ扱いなのですが、イメージとしては「マッチングアプリは恋活や婚活を真面目にしている人が利用していて、出会い系サイトではもっと幅広い出会いを提供している」という感じです。出会い系サイト内にも実際に真面目な人も多くいますが、中には既婚者での出会い(愛人)を求めていたりパパ活のパパを求めていたりと健全な出会い以外の出会いを求める場にもなっています。なので「週末婚や別居婚」などOKなお相手を募集するなら出会い系サイトの方が向いていると言えます。
初心者におすすめは「ワイワイシー」
はじめて出会い系サイトを利用してみようと考えているなら、初心者はワイワイシーがおすすめです。なぜ出会い系マッチングサイト5社の内ワイワイシーがおすすめかというと、
1.アクティブ率低いが比較的真面目な人が多い
2.メアドだけで簡単に登録できる
3.ミクシィグループが運営している
当記事で取り上げた出会い系サイトの中で唯一、メアドだけで登録ができます(ただし年齢確認は必要)。なので、まずは出会い系サイトがどういうものなのかを知りたいならワイワイシーを利用するのが手っ取り早いです。それに、ワイワイシーの運営会社は昔流行ったSNSミクシィの子会社が運営しているので安心して利用できると思います。ただし、ワイワイシーは正直出会い系サイトっぽくはないです。出会い系サイトの使い方や機能はどの会社も同じなのでここで試してから、他の出会い系サイトを見てみることをおすすめします。
ワイワイシーにはコミュニティ機能があり「友情結婚」や「LGBT」に関するコミュニティもあります。ただ、まだコミュニティの参加者は少ないですし、ワイワイシー自体の会員のアクティブ率もあまり高くありません(←というか低いです)。募集を掛けるならログインしている人が多いPCMAXやワクワクメールが確実に向いているでしょう。
■YYC友情結婚関連コミュニティ一覧
・バイセクシャル(11人)
・アセクシャル(7人)
・ゲイ/レズビアン(5人)
・ノンセクシャル(7人)
・友情結婚(7人)
※()は2021年4月29日時点のコミュニティー参加人数です
他の出会い系サイト
ワイワイシー以外の出会い系サイトなら以下の4つがおすすめです。app storeで「PCMAX」と「ワクワクメール」の二つはYYCよりも高評価を得ています。たぶんそれは「使いやすさやアクティブ率の高さ」が評価されているように思います。友情結婚の相手を見つけるなら、会員数の多さとアクティブ率が高いところで募集を掛けたほうが手ごたえを感じることができるはずです。また登録後1ヶ月は新入りマークが表示されるのでプロフィールを見に来る人も多くなります。
各サイトで違う点は利用者の年代がそれぞれ異なっている点です。どの出会い系サイトでも幅広い年代の人が利用しているのですが、その中で特にPCMAXとワクワクメールは大学生や若い方20~30代が結構利用している印象です。
出会い系サイトの中で一番有名なのがハッピーメールという老舗の出会い系サイトです。広告イメージモデルを元AKBの野呂佳代さんが務めていて、2018年に公開された「ハッピーメール」という映画にオタク女子として主演で出演しています。それに、つるの剛士さんも出演していました。使いやすさは今一つですが同性愛掲示板やオタク掲示板などの機能もあり見ているだけでも面白いと思います。
イククルは検索機能がやけに細かいです。ノンケの方はサイト内の掲示板を利用して即会いのような感じで使っているようです。
マッチングアプリ系のものは法律で年齢確認が義務付けられています。ワイワイシーの登録後にスマホ写真で免許証(←顔写真や住所隠してOK)などを撮影して送信して年齢確認をされるのですが、そのときの画像を他の出会い系サイトでも使いまわしできます。※「年齢確認」の方法については記事後半のマッチングサイトの利用方法で解説しています |
マッチングサイトの利用方法
ゲイやレズビアンの方の場合同性愛者専用のマッチングアプリなど利用されていた方もいるかと思いますが、それらとはまた少し登録方法が違います。異性とメッセージを交わしたりコミュニティにコメントを掲載したりするには18歳以上を証明するために年齢確認が必要になります。また、より安全に利用するために電話番号認証もあります。※「ワイワイシー」は電話番号認証が廃止されています
①システムや料金について
まずはじめに、「ペアーズ」などのマッチングアプリと、YYCなどのマッチングサイト(出会い系サイト)は少々出会いのシステムが異なります。どちらもインターネット異性紹介事業であることは同じなのですが、マッチングアプリはマッチングする必要があり、出会い系サイトはマッチングする必要がありません。
マッチングサイトの料金は基本女性は無料で、男性は有料(ポイント課金制)です。ですが、これら5つのサイトではユーザー登録や、掲示板投稿などは無料で利用できます。男性側のみメール1通送るごとにポイントを消費するシステムです。マッチングアプリで有名な「ペアーズ」では女性無料、男性は定額制で月額3,590円~となっているのと比べたら、利用したい分だけ課金できることがマッチングサイトのメリットです。また、男性の場合これら5つのサイトは登録時無料ポイントが付与されるためしばらくはメッセージも無料で交わせます。
②【登録時】電話番号認証
ワイワイシー以外のマッチングサイトでは登録時電話番号認証があります。なぜ、電話番号認証があるかというと「業者(メアド収集業者など)が複数のアカウントを作成してしまうことを防ぐ」目的と「要注意人物の再登録防止」、「他人に成りすまして登録されるのを防ぐため」です。以前はワイワイシーでも電話番号認証が登録時に必須でしたが、多くの会員を獲得するために現在は「電話番号認証」が撤廃されています。
③【登録後】年齢認証がある
マッチングサイトでは未成年者が犯罪に巻き込まれないための対策として法令で年齢確認が義務付けられています。実際にメッセージをやり取りしたり掲示板に投稿するためには年齢認証が必須です。必要なのは3カ所だけで、顔写真や氏名などは隠して問題ありません。この時撮った画像は直ぐ消さずに持っておきましょう。他のマッチングサイトで利用する際にも利用できます。
①生年月日
②証明書の種類
③発行者の名称
■年齢確認方法(PCMAXの場合)
PCMAXの場合、年齢確認の方法は2種類あります。スマホで身分証明書の写真を撮り画像を送信する方法と、クレジットカードで認証する方法があります。
④「アプリ版とWeb版」どっちが良い?
アプリ版とWeb版で違いがあります。アプリ版はスマホの画面に表示され直ぐにアプリを開けるのが最大のメリットです。ですがデメリットが2つあります。一つは「機能がフルで利用できない」こと、もう一つは「課金する場合ポイント単価が高い」ことです。登録する際はまずは、Web版で登録しましょう。あとから、アプリ版に切り替えることもできます。
マッチングサイトで募集する理由
マッチング出会い系サイトの利用者はほとんどがストレートの方です。友情結婚紹介サイトのMILKで都道府県別で会員数を調べたのですが、田舎県では本当に会員がいません。男女合わせて100人にも満たない県がほとんどです。そうなると、別の募集先を見つける必要がでてきます。どこがいいのか探した結果が辿り着いたのが出会い系サイトでした。
【理由1】異性愛者でも一定数の人が友情結婚を考えている
友情結婚を希望している人の中には異性愛者(ストレート)の中にも一定数います。友情結婚希望者の内「男性の4%」「女性の19%」の方が友情結婚を考えています。友情結婚紹介サイトや友情結婚相談所だとどうしても首都圏や人口の多い地域に友情結婚希望者が集中しており、地方在住では住まわれている県にもよりますが男女合わせて50人も達しない県がほとんどです。中には十数人しか会員数がいない県もあります。そんな中で条件に合う友情結婚の相手を探そうとなるとなかなか難しいものがあります。
【理由2】友情結婚という言葉を知らない人にも募集できる
世の中にはストレートに限らずセクシャルマイノリティの人ですら「友情結婚」という言葉を知らない人は大勢います。実際、友情結婚紹介サイトMILKの登録動機には、いろいろネットで調べているうちに友情結婚という結婚形態を知り友情結婚紹介サイトに辿り着いた人がとても多くいました。それを考えると会員数の多いマッチングサイトの中には、もともと結婚までは考えていなかった人でも「互いに強く干渉し合わない共同生活」や「婚外恋愛自由」などの条件なら結婚を考えても良いと思っている人も一定数いると思われます。
【27歳男性】ストレートの男性です。エンジニアとして働いております。既婚者の肩書きが欲しいので結婚はしたいのですが、死ぬまで一人のパートナーだけを愛し続けるのは困難なのではないかと思い、悩んでおります。そこで、「お互いに恋愛自由な夫婦関係」というものを築けないかと思い、友情結婚を考えました。夫が他の女性と交際しても問題ないという方と結婚したいです。
友情結婚紹介サイト「MILK」会員情報より
【30歳男性】わけあって好きな女性と結婚できず友情結婚という形で結婚しても彼女と仲良くしていられるような生活をしたいと思い登録しました。普通の人生ではないですがともに歩んでくれる方をさがしています。
異性愛者が友情結婚を希望する動機について詳しく別記事でまとめています。
>>ストレート女性の動機はこちら
>>ストレート男性の動機はこちら